日々つれづれ小学校教員

教室や日々の生活で感じることを書いています。 

ほめてなんぼ。

堅苦しい内容にはしないと書いておきながら、まずは教師としての僕を語ります。

回り道をたくさんしてきたからこそ、教師としての姿勢は大切にしたいと思っています。なんでもかんでも周りに無難に合わせ、自分の特色がこれと言ってない教師にはなりたくありません。

僕が子どもたちと楽しく笑って毎日を過ごすことと、子どもたちが楽しく笑って毎日を過ごすことは視点は違えど根っこは同じです。

 

そこで日々何より大切にしていることは「ほめる」ことです。

「ほめる=認める」ことかなと思っています。
「すごいね~」と言うよりも「(具体的にがんばり・考え・行動)がすごくいいよね」と声をかけます。

 

心がけているのは「場所」と「内容」です。

思いつくまま考えてみます。

 

場所で言えば
・全体の前でほめる
・周りに聞こえるようにほめる(机間巡視→周りにさせたい時)
・人を介してほめる(周りの見方を変えたい時・以前の印象を変えたい時)
・ひっそりとほめる(信頼関係をつくる)
・通信でほめる(保護者にも伝わる)

 

内容は
・きっかけをほめる(変わったきっかけ・勇気を出した時)
・気付いていない長所をほめる(自己肯定感)
・周りに見える長所をほめる(自己肯定感)
・短所を個性として、魅力として伝える
 (その子の個性からつながる行動や視点)
・スポットを当ててほめる(目立たない行動、何気ない行動・小さなこと)
・言葉を選んでほめる(その行動を漢字で表す、難しい言葉でほめる)
→気位があがる
・挑戦をほめる(そこで失敗してもいい)
・丁寧さをほめる
・やり通したことをほめる
・変わったと自覚させる(大げさに伝えることで次の原動力に)
(かんちがいさせる)(タイミング)
・えらそうにほめない(立場上、上からではあるが目線は子どもに)
・同じ言葉でほめない
・実況中継でほめる(体育のプレーなど)
・ノートでほめる
・ユーモアでほめる(たとえはイメージがしやすい)
・拍手を率先して行う(ほめるとセットにする時も)
・遠慮せずにほめる
 (何が心に響くかわからないし、自分の基本姿勢にするならば。)
・遊びでほめる(自然体のいい動きがある)
・保護者とセットでほめる

 

考えてみると場所と内容を組み合わせるだけでも結構なパターンができます。

ほめるって楽しい!

子どもたちの笑顔も増えるし、

ほめるポイントを見逃さなかった僕もちょっとだけ自画自賛

結構いいサイクルができると思うんですよね。

そのサイクルの繰り返しで居心地のいい学級ってできるんじゃないかな。

 

 

そのためにはいつもレーダーをはってステキな行動を受信できる状態でいなければなりません。
これが難しい!

レーダーと心の状態はリンクしているので。
憂うつな時は誰にだってあるし、どうしようもない日だって起こります。

朝のちょっとしたことでずーんと来ることもありますよね。


でもそれって子どもたちには関係ないこっちの問題。
いつもレーダーが正常に作動している状態にもっていくことも求められる仕事だよなあと思います。
設備投資・維持が大変(禅を習いたい)!

 

でもそういうもんですよね。
来週からは二学期スタートです。